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無断駐車を物理的にブロック!駐車場のセキュリティ最適解とは?

更新日:2025年6月17日(公開日:2024年7月11日)
 

 

月極駐車場の解約事例から見る、セキュリティの重要性

 
「自分が契約している駐車スペースに、見知らぬ車が停まっている」
「空いているスペースがあるからと、部外者が勝手に車を停めて長時間利用している」
「既に退去・解約した元利用者が、解約後も駐車スペースを使い続けている」

 
月極駐車場やマンション駐車場の管理者にとって、このような無断駐車・迷惑駐車は決して他人事ではない、深刻な問題ではないでしょうか。
無断駐車が原因で優良契約者が解約してしまったり、住民間のトラブルに発展してしまったりするケースは後を絶ちません。
 
単なる「迷惑行為」として見過ごしていると、駐車場の収益悪化や不動産価値の低下につながる恐れがあります。大切な資産を守り、利用者に安心して使ってもらうために、適切なセキュリティ対策が求められています。
 
 

駐車場で実際に起きたトラブル事例

 
無断駐車トラブルが原因で月極駐車場の解約に至った、筆者の知人の事例をご紹介します。
 
自宅から駅までの通勤に車を使っている知人が、彼が普段より早く出勤しようとしたところ、自分の契約スペースに知らない車が停められていました。知人が利用していない夜間から早朝にかけて、無断駐車され続けていたことが判明したのです。
 
管理会社とのやりとりの末、ひとまずそのトラブルは解決。知人は管理会社から契約金の一部返金を提案されたものの、契約を解除して別の月極駐車場に移りました。
 
知人が契約していた駐車場の設備や環境は、このようなものでした。
・大通りから外れた、人通りの少ない場所
・夜間用の照明は一か所だけ
・出入口は完全な開放状態
・管理人や防犯カメラなどは置かれていない
 
人目につきづらく、無断駐車しても発覚しないだろうと考えたのかもしれません。
実際、知人が偶然早く出勤していなければ、今でも気づかないままだった可能性は大いにあります。
 
 

無断駐車にひそむリスク

 
無断駐車が引き起こすトラブルは、単にスペースを不正に利用されるだけではありません。以下のようなより深刻なトラブルに発展する危険性をはらんでいます。
 

 
●契約者・住民とのトラブル

正規の利用者が駐車できず、クレームや解約の原因になります。先ほど紹介した知人の例がこれにあたります。

 
●ゴミの不法投棄

不正利用者が車内から出たゴミを放置され、景観や衛生環境が悪化します。

 
●接触事故、当て逃げ

管理外の車両が事故を起こした場合、責任の所在が曖昧になりがちです。

 
●犯罪リスクの増大

無断駐車できる=管理が甘い、セキュリティが脆弱ということ。車上荒らしや車両盗難を狙う犯罪者にとって、格好のターゲットとなります。

 
残念ながら、警察に相談しても「民事不介入」の原則から、私有地内の駐車トラブルにすぐ介入してもらうのは難しいのが実情です。だからこそ、管理者が主体となって、未然にトラブルを防ぐ仕組みを構築することが非常に重要なのです。
 
 

今すぐできる駐車場のセキュリティ対策4選【メリット・デメリットも解説】

 
では、具体的にはどんな対策をとればいいのでしょうか。
代表的な4つの方法と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
 
 
●注意喚起の看板設置

最も手軽に始められる対策です。
「契約者以外駐車禁止」「無断駐車は罰金○○円を申し受けます」といった看板を設置することで、一定の心理的な抑制効果が期待できます。
・メリット:低コストで、すぐに設置できる。
・デメリット:強制力がなく、悪質な無断駐車者には効果が薄い。

 
●防犯カメラの設置

カメラの存在は、犯罪・不法行為の抑止力として大きな効果を発揮します。
また、万が一トラブルが発生した際には証拠映像として役立ちます。
・メリット:抑止効果が高い。トラブル発生時の証拠になる。
・デメリット:侵入そのものを防ぐことはできない。導入・維持にコストがかかる。

 
●コーン(パイロン)やサインキューブの設置

出入口などに設置して物理的にスペースを塞ぐことで、安易な駐車を防ぐ方法です。
・メリット: 比較的低コストで導入できる。
・デメリット: 毎日の設置・撤去に手間がかかる。景観を損ねる。破損や盗難のリスクがある。無断侵入者でも撤去できてしまう。

 
●物理的な侵入防止ゲートの設置

駐車場の出入口にゲートを設置し、許可された車両しか入れないようにする方法で、もっとも効果的な対策です。
・メリット:駐車場の不正利用を物理的にブロックでき、効果が非常に高い。
・デメリット:種類によっては、設置工事やコストが課題になる場合がある。

 
 

駐車場の防犯対策の最適解「チェーンゲート」

 
チェーンゲートとは、チェーン張架式の電動ゲートのこと。リモコンや認証装置を持つ利用者だけが出入りできる仕組みです。
先ほど述べたセキュリティ強化策のなかでは、4番目の「物理的な侵入防止ゲート」にあたります。
 

 
なぜチェーンゲートが月極駐車場やマンションに適しているのか、その理由は3つあります。
 
●強い物理的抑止力

出入口がチェーンで明確に封鎖されていることで「ここは管理された有料駐車場である」ことが一目瞭然となります。不正利用の心理的ハードルを各段に引き上げ、無断駐車をブロックする効果があります。

 
●管理の手間を大幅に軽減

リモコンやETC認証などと連携させることで、車内からゲートの開閉操作が可能。契約者がスムーズに出入庫できます。
管理者が都度対応したり、手動でコーンの移動・ポールの開閉作業をしたりする必要がなくなり、管理業務の負担を大きく減らすことができます。

 
●「安心感」という付加価値

セキュリティがしっかりしている駐車場は、利用者にとって大きな安心材料です。顧客満足度を向上させるのはもちろん、「管理が行き届いている」という事実は、マンションや駐車場全体の資産価値の維持・向上にも貢献します。

 
 

低コスト・後付け可!月極・マンション駐車場には「小型チェーンゲート」がおすすめ

 
「チェーンゲートのメリットは分かったけれど、うちの駐車場の設置できるだろうか」
 
そうお考えの管理者様に知っていただきたいのが、シー・ティ・マシンが開発した小型チェーンゲート「DC202X」と「222AT」です。
 

 
●コンパクト設計で後付けも可能

支柱がスリムで、設置に必要なスペースが最低限に抑えられます。既存の駐車場にも後付けで設置しやすく、大規模な工事が難しい場所に最適です。

 
●景観を損なわないシンプルなデザイン

耐久性の高いステンレス仕上げと、シンプルで洗練されたフォルムが特長。施設の景観を損ないません。

 
●高さ制限のある場所にも設置できる

222AT型は高さ1mほど、202X型は高さ1.3mほど。どちらも子供の背丈ほどなので、屋内駐車場・地下駐車場のような高さ制限がある場所にも設置できます。

 
●利用者の管理が容易

リモコンには個別のシリアル番号が割り当てられています。
誰にどの番号を配布したか把握しておけば、利用者の退去・解約後に、退去者が持っているリモコンの利用を停止することができます。

 
●他システムとの連携で付加価値を高められる

タワーマンションやアッパー層の顧客が多い駐車場など、サービスの質を求められる場所では、チェーンゲートと車番認識システムの併用もおすすめです。

 
 
車番認識システムとは、その名の通り車のナンバープレート情報を読みとるシステムのことです。
 
チェーンゲート+車番認識カメラの活用例
・入居者、契約者の車両番号を事前に登録
・専用カメラでナンバープレートを読み取り、車を識別
・登録済の車が来た時のみ、自動でゲートが開く
・未登録の車の場合、インターホンなどで確認後にゲートを開く
 

 
リモコン操作の必要がなく、ナンバープレートを読みとるだけでゲートを開閉できるため、サービスの質やマンションの付加価値を向上させることができます。
 
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まとめ:チェーンゲートで駐車場の課題を解決し、資産価値を高めよう

 
無断駐車や迷惑駐車は、放置すればするほど住民トラブルや収益の悪化といった深刻な問題に発展します。
看板や防犯カメラも有効な対策ですが、不正利用を根本から断つためには、物理的に侵入を防ぐ「チェーンゲート」の設置が、最も確実で効果的な解決策です。
 
セキュリティ対策は、もはや単なるコストではありません。利用者の安心と顧客満足度を守り、駐車場の収益を改善し、ひいては不動産全体の資産価値を高めるための「未来への投資」であるといえます。
 
とはいえ、「チェーンゲートを設置したいが費用感が不安」「どんな仕様のゲートを選べばいいのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 
シー・ティ・マシンでは、駐車場の状況やご予算にあわせた最適なゲートのご提案を無料で行っております。
 
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