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更新日:2025年6月4日(公開日:2024年1月15日)
「チェーンゲートが動かない……」
「チェーンが本体から外れてしまっている……」
こんな予期せぬトラブルが発生することはありませんか?
スムーズな車両の入退場は、駐車場を運営するにあたって、顧客満足度や施設の信頼性にも直結する重要なポイントです。
サービス員に修理を依頼すると、出動費用や到着までにかかる時間が気になるところ。
もっと早く復旧したい。なるべくコストを抑えたい。というのは、管理者様にとって共通のお悩みかと思います。
もしかするとその不具合、チェーンゲートの「保護ピン」という小さな部品の破損が原因かもしれません。
実はこの保護ピン、ポイントさえ押さえればお客様ご自身で交換ができる部品なのです。
この記事では、小型チェーンゲートの保護ピン交換手順を、動画を交えてご紹介します。
修理依頼のご連絡をする前に、ぜひ一度この動画をご確認ください。
目次
「保護ピン」とは、長さ7cmほどの小さな金属製の部品。
チェーンの両端とゲート本体を繋ぐ部分にあります。
小型チェーンゲートは、車が接触するなど大きな衝撃が加わると自動的にチェーンが外れる仕組みになっています。
この安全機構で重要な役割を担っているのが保護ピンです。
チェーンに強い衝撃が加わった際に保護ピンが折れて、ゲート本体からチェーンが切り離されます。こうして衝撃がゲート本体に伝わるのを防ぎ、内部機構を破損から守るための安全機構なのです。
「接触の衝撃で切れて、ゲート本体を守る」保護ピン。
その性質上、交換頻度が高くなりがちな部品だといえます。
それでは、実際に保護ピンを交換する手順を、動画で詳しくお見せします。
動画に出てくるのは202型ですが、交換の手順は222ATと共通です。ご自分で交換する際に、ぜひご参考にしてみてください。
①リモコンなどでチェーンを下げる。
②チェーンゲートの電源を切る ※1
③外れたチェーンの端にあるフックを持ち、
フック上部の穴にはめ込んでいる黒いキャップ(ホールプラグ)を外す。※2
穴の中に折れたピンが残っている場合は、細い棒や新しい保護ピンを差し込んで除去する。
※ホールプラグは後で使います。
④フックとスライドフックの向きを確認して、穴の位置を合わせる。
※チェーンがねじれないように気を付けてください。
※フックには上下があります。穴が大きい方が上、小さい方が下です。
⑤フック上側の穴から新しい保護ピンを差し込む。
⑥ホールプラグを保護ピンの上からはめ直す。
⑦チェーンゲートの電源を入れる。
※1 電源を切る方法は機種によって異なります。
詳しくは納品時にお渡しする資料に記載していますので、ご確認ください。
※2 ホールプラグは、ピンが折れたとき同時になくなっている可能性もあります。
埃や砂などが入るのを防ぐための部品で、なくても機能的には問題ありません。
追加でご購入いただくこともできますので、ご希望の場合はお問い合わせください。
・コストの削減
サービス員による修理を依頼する場合に発生する出動費用を削減できるため、コストダウンに繋がります。
・迅速な復旧によるダウンタイムの最小化
サービス員の到着を待つ必要がないため、在庫さえあればただちに保護ピンの交換が可能。チェーンゲートの復旧にかかる時間を大幅に短縮できます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は、小型チェーンゲートの重要な安全機構である「保護ピン」の役割と交換方法について、動画をまじえて解説しました。
チェーンゲートが動かないというトラブルは、駐車場運営にあたって大きな悩みの種のひとつ。
ですが、保護ピンの破損が原因の場合は、意外と簡単にご自身で対処できるとご理解いただけたのではないでしょうか。
「動画を見たが、自分の機種の交換方法が少し分かりにくい」
「保護ピンを購入したいが、ゲートの機種が分からない」
「やはり自分で作業するのは不安なので、サービス員にお願いしたい」
など、ご不明点やご不安な点、ご質問がございましたら、こちららお気軽にお問い合わせください。
また、保護ピンを交換してもゲートが正常に動作しない場合は、他の部品が破損・故障している可能性があります。
お手数ですがシー・ティ・マシンまでご相談ください。
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お気軽にお問い合わせください。