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2月から3月にかけて、暖かくなったかと思えば寒の戻りがきて、服装に悩む日々が続きました。
今年の彼岸は3月17日から23日まででした。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、気象庁によると3月下旬から4月は平年より暖かくなるのだそうです。
シー・ティ・マシン本社のある大阪は、そろそろスプリングコートで大丈夫かも?という気候。
筆者の自宅付近では桜が咲き始めました。花見ができる日も遠くなさそうです。
令和4年に発生した自動車盗難は5,734件。
うち4,291件は、車の近くに鍵がないのに被害にあった「キーなし」です。
車内や車の近くに鍵を放置していて被害にあう「キーあり」は、場当たり的犯行の可能性が高いですが、「キーなし」犯行のほとんどは計画的に行われたもの。
窃盗犯は事前に下見をして、狙う車に目星をつけているのです。
自動車盗難の「キーあり」「キーなし」について、詳しくはこちら
▶関連記事「74%は計画的犯行!?自動車盗難の最新情報を解説!」
自動車の盗難事件が起きるときには、なんらかの前兆があることが多いです。
窃盗犯が「この車を狙っている」という目印にしたり、車の盗みやすさを調べるのが目的です。
今回は、盗難の前兆として代表的な4つのサインを紹介します。
・タイヤの前後に空き缶、ペットボトルが置かれている
・タイヤと車体の隙間にペットボトルが挟まっている
・ドアノブにコインが挟まっている
・「車、買い取ります」などのチラシが貼られている
これらは全て、車の使用頻度を確かめるためのマーキング行為。
ただのイタズラや迷惑行為のように思えますが、放置するのは危険です。
何日もそのままになっている=車を使っていない=監視が手薄、あまり目が行き届いていない
つまり「狙いやすい車」であることを、窃盗犯に教えてしまうからです。
1つでも当てはまるサインがあれば、速やかに取り除いて「車をよく使っている」「きちんと管理している」ことを、犯罪者にアピールしなければなりません。
また、犯罪者に目を付けられている可能性が高いので、防犯グッズなどでセキュリティを強化するとより安全です。
ここで紹介した他にも、もし車に何らかの違和感を覚えたなら、自動車盗難の前兆の可能性があります。
「休日しか乗らない」「たまにしか使わない」という場合でも、車の状態をこまめにチェックすることが、被害の防止に繋がります。
犯罪者が狙っているのは、車そのものだけではありません。部品だけが盗まれるケースもあります。
「部品ねらい」という、車のナンバープレートやタイヤ、ホイール、車載機器を盗む手口です。
平成16年には112,161件だった部品ねらい。令和4年は13,301件と大幅に減少していますが、車両盗難に比べると2倍以上の件数があり、被害にあいやすい犯罪だといえます。
部品ねらいで最も盗まれやすいのがナンバープレート。
令和4年の被害件数13,301件のうち、6,231件(46.8%)がナンバープレートでした。
盗んだナンバープレートを盗難車に取りつけて他の犯罪に悪用するため、犯罪者からの需要が高いのです。
このナンバープレート盗難被害を減らすために、警察庁は「盗難防止ネジ」の普及を促進しています。
盗難防止ネジは、専用の工具でしか取り外せない特殊なネジ。ナンバープレートやホイールロックなどを通常のネジから盗難防止ネジに交換することで、盗難被害の防止に役立ちます。
筆者の知人には「ファミリーレストランで食事している間に、ホイールと車載機器を盗まれた」という人もいます。
いつ何時、自分が被害にあうかわからない部品ねらい。
盗難防止ネジやドアロックの活用など、日頃から防犯対策をこころがけるのが一番の防止策になります。
また、知人のケースでは、ファミレスの敷地外からは見えない場所に駐車していたのだそうです。
しばらく車を停めるときは「部外者の目がある」場所を選ぶのも、よい手のひとつかもしれません。
窃盗犯が嫌うのは、人目につくことと、犯行に時間がかかること。
駐車場にチェーンゲートなどの自動ゲートがあると、車での突破に手間がかかり、他人に見られる可能性が高くなります。そのぶん、窃盗犯のターゲットから外れやすくなる効果があります。
▶チェーンゲートのカタログダウンロードはこちら
▶チェーンゲートについて詳しくはこちら
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