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『画像認識』について ~AI技術による“ディープラーニング“~

無観客開催

さて、今年は(今年も)コロナ禍ではあるものの、感染対策をしたうえでさまざまな夏のイベントが開催されますね。夏の高校野球や東京オリンピックパラリンピックなどは大きなイベントとなっています。現地での観戦を楽しみにしていた方には残念ながら、一部の地域を除いて無観客での開催がほとんどとなりました。

ただ、スポーツ観戦によく行く筆者は、現地観戦によくありがちな事として、現地では小さくしか見えず「やっぱりテレビの方がしっかり観られるな・・・」と、思うことが本当によくあります。コロナ禍で観戦に行けなくても「家のテレビ観戦の方がはっきり見えて、解説も有り、しっかり観られるよ」、自分の気持ちを抑えている今日この頃です。

盛夏直前の頃、梅雨前線や季節の変わり目の大気の不安定もあり、線状降水帯が発生し短時間に局地的な激しい雨に見舞われることが多々ありました。

筆者が以前から利用しているスマホのアプリYahoo!天気では、ピンポイントで雨雲の動きを時間ごとに閲覧できるので頻繁に利用しています。災害における事前の備えにも非常に便利です。それだけでなく、毎日の洗濯物をベランダに干すべきか、浴室乾燥か、あるいは子どもたちが毎日使うサッカーシューズを乾燥させる場所など考慮するのに重宝しています。親としてみれば、サッカーシューズなどはいい加減、自分で管理してほしいな、などとブツブツ小言を言いながら、迫りくる雨雲を前に屋外で干しているサッカーシューズを片付けております。

シミュラクラ現象

よくSNSなど投稿に、切った野菜の断面が人の顔に見える、など微笑ましい投稿を見かけます。また道端で逆三角形の形に置かれた石ころなどが顔に見えたりなど、このような経験はみなさんも有るかと思います。これは脳の錯覚が原因で起こる現象で、シミュラクラ現象と呼びます。幽霊やお化けなどの類の怪奇現象は、このシミュラクラ現象でほとんど解決できるという意見もあるほどです。この現象の起きる原因は、人間は相対した人に対して、敵や味方、感情や行動などを対象の目をみることによって予測するという本能があるからだといわれています。目で見たものが脳神経回路を経由し、脳が判別するという道筋ですね。

逆に考えれば、視覚が人間の脳や行動に大変大きな影響を及ぼしているということです。

さて、今回テーマである画像認識の技術は実はかなり以前より研究が進められてきた分野であります。

しかしその歴史は、AI技術による「ディープラーニング(深層学習)」導入の前と、導入後で分けられるくらい、ディープラーニングは画像認識技術の向上に大きく寄与しました。

ディープラーニング以前は、例えば対象物を判別するのにその都度人間が指令を出す必要がありました(例えばその対象物の、色や形などの特徴の有無)。

ディープラーニングは、用いられるアルゴリズム(計算方式)として、人間の脳神経回路を模したプログラムを活用します。

そしてそれだけでなく、近年のインターネットの急速な発展に伴う高速かつ大容量通信処理の実現が、膨大な量のデータをコンピューター自らに学習させ、その膨大な量のデータがあれば、人間を必要とせずともコンピューター自らが特徴などを抽出し、繰り返し、かつ深く(多層に)学習を行うことを可能としました。

 

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