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近年、あらゆる業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれ、業務のデジタル化やデータの可視化が急速に進んでいます。
オフィス業務や在庫管理の自動化が進む一方で、意外とアナログな運用が残されがちなのが、工場や施設の「出入り口(ゲート)」ではないでしょうか。
従来のゲート管理は、「車を通すこと」が主目的でした。
しかし、AI技術とIoTの進化により、現在のゲートシステムは「車両データを取得し、施設管理全体の効率化に貢献する情報端末」へと役割を変えつつあります。
その中心にあるのが「車番認識カメラシステム」です。
この記事では、シー・ティ・マシンの車番認識システムでDX化を実現した事例を3つご紹介します。
車両の入退管理の自動化・施設のデジタルトランスフォーメーションについてお悩みの方へ
▶無料でのご相談はこちら
▶DXを促進する「車番認識システム」について
事例を紹介する前に、まずは車番認識システムについて簡単にご説明します。
車番認識システムは、一言でいえば「車両を識別・特定するための画像解析システム」です。
専用のカメラで車両を撮影し、写真の中から瞬時にナンバープレートの位置を特定。そこに書かれている「地域名・分類番号・ひらがな・一連指定番号」などの情報をテキストデータに変換します。
■「いつ・誰が」をデジタルで記録・管理
読み取った車のナンバー情報に加え、通過日時・場所・撮影写真を履歴として保存。
「〇月〇日の何時に、どの車が通過したか」を後から検索・確認することができます。
■取得したデータをAPI連携で活用する「DX化」
テキストデータ化した車のナンバー情報は、API連携を行うことで外部ソフトやアプリとも連動が可能。
ナンバー情報を取得するだけでなく、取得したデータをもとに業務効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進できます。
■活用例
・電動ゲート:ナンバーを登録済みの車が来たときのみ、自動でゲートを開放
・予約システム連携:宿泊施設やゴルフ場で、予約者の車が来たら自動でゲートを開放
・顧客データの分析:商業施設やレジャー施設で、利用者がどの地域から来場しているかを分析
・入退場管理:倉庫や工場などで、トラックが入場・退場した時間を自動記録。滞在時間を計測
・勤怠管理:「誰が、いつ」出勤・退勤したかを自動記録し、勤怠システムに反映
車番認識カメラについて、詳しくはこちら
■事例1:中西金属工業株式会社 滋賀工場
・設置場所:中西金属工業(株) 滋賀工場(滋賀県湖南市)
・設置製品:自動門扉DF-1型・車番認識システム
・設置時期:2020年12月
・設置理由:部外者や外部車両の工場内立ち入りを禁止し、セキュリティ強化をするため
警備員が午後から不在になるため、セキュリティ強化の観点から自動門扉と車番認識システムを設置。
車番認識システムと門扉を連携し、従業員・搬出入のトラック・契約業者など、ナンバー登録済の車両が来たときのみゲートを開きます。門扉の内側には埋没式のループコイルを設置し、退場する車両が門扉に近づくのを検知して自動開門。入場・退場ともに無人管理を実現しました。
■事例2:中西金属工業株式会社 大阪工場
・設置場所:中西金属工業(株) 大阪工場(大阪府寝屋川市)
・設置製品:自動門扉DF-1型・車番認識システム
・設置時期:2020年12月
・設置理由:部外者や外部車両の工場内立ち入りを禁止し、セキュリティ強化をするため
従業員専用の駐車場に、車番認識システムと自動門扉を設置。
ナンバーを登録している従業員の車両が来たときのみ門を開放し、部外車両が敷地内に侵入するのを防いでいます。退場時には、門の内側に設置された埋没式ループコイルで車両を検知して自動開門。
入退場の無人管理を実現するとともに、従業員が車を近づけるだけで門を開閉させられる仕組みを構築しました。
■事例3:教育施設 関係者用入口
・設置場所:教育施設(大阪府内)
・設置製品:バーゲートGARD8・車番認識システム
・設置時期:2022年10月
・設置理由:セキュリティ強化のため
従業員・関係者用出入口に、車番認識システムとバーゲートを設置。
ゲートを車番認識システムと連携し、車両ナンバーを登録した車が来ると自動的にゲートを開ける運用方法です。未登録の車両が来た場合はインターホンで来場者を確認し、遠隔操作でゲートを開門します。
教育施設という安全性が重視される場所で、許可された車のみが入場でき、不審車両をブロックする仕組みを構築しました。
今回は、シー・ティ・マシンの車番認識システム導入事例を3つご紹介しました。
「車番認識システム」は、一部の特殊な施設だけのものではありません。マンションやスーパーマーケットのような身近な場所でも導入されています。
・工場の渋滞をなくしたい
・セキュリティを強化したい
・入退場管理をデジタル化して手間を省きたい
・デジタルトランスフォーメーションを促進したい
このような課題や「うちにも導入できるのか」という疑問、ご興味があれば、こちらからお気軽にご相談ください。
▼車番認識システムについて、詳しくはこちら
https://www.ctmachin.co.jp/product/vehicle_recognition
▼車番認識システムのカタログはこちら
https://ctmachin.satori.site/company-catalog
▼導入・設置のご相談はこちら
https://www.ctmachin.co.jp/contact/
2025.11.26
2025.09.03
2025.08.20
2025.07.16
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