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『シェアリング』について ~農機を複数農家で共有~

 

表情

先月6月20日は父の日でした。筆者もささやかなプレゼントを渡しに行こうと、父に会いに行きました。残念ながら両親とも、その日は2回目のワクチン接種日で、接種後の様子を見る必要があったので長い時間の会話は出来ませんでした。いつもの感謝の気持ちを言って実家を後にしましたが、その日のうちに父が筆者の自宅に寄り、食料品などを調達してくれました。いつも思うのですが、こちらからイベントごとで両親へプレゼントなどを渡すと、すぐにお返しとしてそれよりもさらに多くの御礼を頂くことが多いです。なんだか新手のわらしべ長者のような、もちろんそんなつもりはないのですが、恐縮しますね。

さて、我が家の父の日ですが、なにぶん自身のことでこちらは何も考える必要は無いのですが、子どもたちからはプレゼントとメッセージを頂きました。普段よく子どもたちとサッカーやフットサルをするので、加齢による膝痛を見てくれていて、有名メーカーの膝サポーターを頂きました。

数日前から子どもの勉強机の上に無造作に置かれていた膝サポーターを、数回見て見ぬふりをし、しばらく後になって「机の上を見てはダメ」と言われた時には、思わず笑ってしまいそうになりました。

私へプレゼントを渡してくれるときの、誰かを喜ばせようとしているその表情がとても感慨深く、尊いものでした。子どもたちとの生活はつくづく面白いなと思わせてくれます。

まだ保育園の末っ子は事情もわからずに、上の子どもたちのそんな表情につられて笑顔でした。

農業従事者

さて、日本の農業を見てみると、加速する高齢化と人口の大都市集中化により地方の人口が減少し、後継者が不足しております。新規での農業従事者を増加させることが喫緊の課題とされています。

そんななか昨年に、農業機械メーカー国内最大手であるクボタが、農機のシェアリングを行うというニュースが有りました。農機メーカーまでシャアリングビジネスに着手したというので印象に残っておりました。

サービスの概要としては、農機の保管に協力してくれる農家に実機を置き、その農機を複数の農家でシェアリングするという仕組みとなります。故障や定期メンテナンスはメーカーが行います。

新規参入を目指す就農者にとっては、農機購入による資金調達、あるいはメンテンナンスの障壁が無くなり、農業従事者を後押しするサービスとなっています。

また最近では、各地方自治体が旗振り役となってICTやドローンを使ったスマート農業を掲げて様々な施策を講じています。

例えば地域の複数の農家が、農薬散布用のドローンをシェアリングするという実証実験が行われるなどしております。

またクラウド上で情報管理を行い、近隣の農家にとってはその地域特有の気候や風土に合わせた農業の情報共有が行われる、というのもメリットの一つです。

 

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