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『避難訓練』について ~印象に残る広告~

 

思わぬ視点

昨日の夕飯時に、ふいに娘からなぞなぞを出されました。どうやら学校の出し物で、その日なぞなぞを出した班があり、娘は一日中考えていた模様。答えがやっと分かり誰かになぞなぞを出したかったのでしょう。

「ある王様が、帽子を被っている四人の囚人に言いました。自分の帽子を見ずに、自分の帽子の色を言い当てる事ができた者は釈放しよう。」という、筆者も以前聞いたことがある有名なクイズです。(詳細は検索して頂ければすぐに出てきますので、ここでは省略させていただきます)

ひとしきりそのクイズで盛り上がったあと、娘がふと、「こんななぞなぞを考える事ができた王様は、賢いね」と漏らしました。これを聞いて、自分の頭の固さにハッとさせられました。なぞなぞを解く事だけを考えていた筆者は、囚人の帽子のことばかり考えており、その問題を出した王様へは全く目を向けていませんでした。その想像力と広い視野をいつまでも持ち続けてほしいと思いました。

 

忘れないために

もう10年以上前となりましたが、東日本大震災が起こった時には、それこそ日本全国が騒然となりました。観測史上、日本周辺で起こった最大規模の地震でした。巨大な津波が次々と沿岸を襲う様子は、未だに脳裏に焼き付いています。

さてその6年後、検索大手のヤフージャパンが、東京銀座の交差点前のビルにメッセージ広告を出しました。広告意匠には、防災に対するメッセージと、意匠上に気象庁が当時観測した岩手県大船渡市での津波の最大高さに赤色ラインを引き、「今、この高さの津波が来たら」という広告展開を行い、非常に人々の注目を集めました。その当時、筆者もこの広告がSNSで瞬く間に拡散されていったのを覚えています。

同社によると、津波災害の脅威を忘れないよう、改めて想像してもらうよう企画したとの事でした。

広告本来の有るべき姿、とでもいえるような素晴らしい広告展開でした。ご興味がある方はぜひ検索してみてください。

海に囲まれたわが国日本では、世界の他の大陸国とは異なり、地震による津波被害をいかに防ぐか、が日本特有かつ喫緊の課題であるとも言えます。

さて、今回のテーマは「避難訓練」です。次回以降こちらについて述べていきたいと思います。

 

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