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マンション駐車場、月極駐車場、店舗や公共施設の駐車場、または自宅の庭や駐車場等、敷地や私有地に許可なく侵入され、『無断駐車をされる』『車にいたずらされた』『車上荒らし・車両盗難被害にあった』『入り口に不法駐車をされる』等の迷惑行為でお困りの方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
目次
「敷地の入口に迷惑駐車をされて車が通れない」「月極駐車場の自分の契約スペースに勝手に車を止められて、警察を呼んだ」「店舗利用ではない方が無断で駐車し、実際に利用される方のスペースがなくなった」「車にいたずらをされた」「車両盗難にあった」等、マンション駐車場やご自宅の駐車場で、このような迷惑行為をされてトラブルになったというケースは多くあるようです。
無断駐車や不法駐車等、迷惑行為をする理由としては、「空いていたから」「他に駐車場がなかったから」「誰も見ていないから」「ちょっとの時間だから路上駐車しても問題ないと思った」などと、自分都合によるものがほとんどです。このような行為を見逃していると、同じことをしてもよいと錯覚されてしまい、次々と同じような行為をする人が現れます。
迷惑行為ができてしまう大きな要因は『誰でも自由に出入りができる状態である』ということでしょう。私有地と道路との境界がない場合、無断侵入や無断利用、車両へのいたずら、このような迷惑行為が簡単に出来てしまいます。また敷地の前に路上駐車をされる問題では『ここは出入り口である』ということがわかりにくい、ということも原因の一つと考えられます。
このような迷惑行為への対策としてまず考えられるのは『立入禁止看板』ではないでしょうか。「侵入禁止!」「部外者立入禁止!」「駐車場禁止!」等、文字で記されているため周囲に知らせるには分かりやすいと思います。しかし、設置当初は効果があったとしても、同じ看板を見ていると、その警告内容に見慣れてしまい、効果が薄れる可能性があります。また、個人宅の駐車場に大きな看板を設置するのは現実的とは言えません。
次に考えられるのは、地面に直接「駐車禁止」「月極」「契約車専用」等と『ライン塗装』をする方法です。
ハッキリと大きな文字で書かれていると見た目には分かりやすく、個々の駐車スペースへの無断駐車や迷惑駐車、また路上駐車等の回避には繋がるでしょう。しかし雨風にあたり太陽光に照らされ数年後には塗装の変色や文字の剝がれ(はがれ)がでてくるというような劣化が考えられます。また、根本的な不法侵入対策としてはその効力を発揮する事はありません。
また、無断駐車への直接的な対応と言えば、『該当車両に貼り紙』という事ではないでしょうか。無断駐車をしている車に「警告」や「注意文」等の貼り紙を貼ると、直接的でわかりやすく、『パトロールしている人がいる、見られている』という危機感を貼り紙によって伝えることで、迷惑行為への抑止効果が期待できます。しかし、その貼り紙を貼るには、迷惑行為チェックのために巡回する要員が必要になります。また、その巡視員がいる時間帯内では、常に監視の目があるため抑止効果は期待できますが、巡視員が不在の時間帯(夜間・早朝・休日等)では迷惑駐車自体を防ぐ事はできず、いたちごっこになってしまいます。
加えて、巡視員の雇用というランニングコストがかかり、人材不足でなかなか人が見つからないという問題も出てくるでしょう。自分の車に貼り紙をされ、それを見た該当者が逆上し、トラブルに発展するという事も十分に考えられます。
進入防止対策として直ぐに思い浮かぶのは『三角コーン』ではないでしょうか。Webサイトやホームセンターなどで購入できるため、手軽に導入することができます。価格も安価であり、セキュリティの第一歩として設置しやすいでしょう。
また似たようなアイテムには『バリケード』というのも考えられます。昔からある工場現場でよく見かける「A型バリケード」や、最近では文字を自由に選択できるプラスチック素材の「サインキューブ」等、様々な商品があります。敷地の入り口に置くことで、視覚的にも変わりやすく、手軽に導入もでき、部外車両の侵入を防ぐ事ができるでしょう。
しかしどちらも、車の入退場時には「設置物を移動→車を動かす→設置物を元に戻す」と手間がかかってしまい、特に降雨時など、天候によって煩雑さが増してしまいます。
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駐車場の迷惑行為に対して、今まで色んな対策を行ってきたがなかなか効果が出なかった方や、これから良いアイテムを探そうと考えている方もいらっしゃるかと思います。
『チェーンゲート』や『バーゲート』は、部外者の侵入を防止するだけでなく、車から降りてゲートの操作をする事なく、車に乗りながらでもゲート開門操作が可能という、大変便利な駐車場防犯ゲートです。
どちらのタイプも駐車場の出入口や道路と敷地・私有地との境界に設置する、自動(電動)上昇降型ゲートで、リモコンやテンキー、車番認識システム等の開閉システムと組み合わせる事で、ゲートの自動開閉が可能になります。
駐車場の出入り口に設置しているカーゲートとしてまず思い浮かぶのは、バーが上に上がるタイプの『バーゲート』でしょう。コインパーキングや商業施設等多くの駐車場で利用されていますが、最大の特徴は「バーが上に上がる」という事です。入出場時、開門操作をするとバーが上昇する事で車両通行が可能になります。屋内・屋外に関わらず、高さ制限の無い場所では問題なく設置する事が可能です。
一方チェーンゲートは、本体にチェーンを渡して部外者侵入を防止するカーゲートの事で、大きな特徴は、「チェーンが下に下がる」という事でしょう。開門操作によりチェーンが降りる事で、車両の通行を可能にします。
先ほどもお伝えしましたが、『立入禁止看板』や『ライン塗装』『貼り紙を貼る』では敷地内への侵入はできてしまい根本的な解決にはなりません。チェーンゲートやバーゲートは敷地の入り口に設置するため、物理的な車両侵入を防ぎ、無断駐車や迷惑駐車を抑制することが可能です。
また、チェーンゲートやバーゲートは標準使用推奨期間が10年と、長期で設定されております。使用頻度によって差はありますが「数年で入れ替えないといけない」という事はほとんどありません。加えて、定期的な点検を行う事により、10年を超えて長くご愛用頂いているお客様も多くいらっしゃいます。
迷惑車両を見つけて貼り紙を貼る場合も、警備員や巡視員等見回りをする要員が必要ですが、チェーンゲートやバーゲートであれば、時間帯に関係なく関係者以外の入退場を抑制する事ができます。必要な時に、必要な人だけがゲート操作できるため、根本的に関係のない方は敷地内に侵入できません。そのためわざわざ人を雇用しなくても無人で巡視員の役割を果たしてくれます。加えて、人を雇う事で発生する求人採用の手間、人件費やランニングコストの削減にもなります。また、貼り紙を貼るという行為も無くなるため、トラブル回避にもつながります。
『三角コーン』や『バリケード』も手軽に導入できる反面、誰でも自由に移動する事もできます。悪意をもって侵入しようとする人であれば、三角コーンやバリケードを自分で勝手に移動し、敷地内に容易に入る事ができてしまいます。また、契約車両が通行する時はその都度車から降りて移動をさせないといけないという手間は避けられません。
チェーンゲートやバーゲートは本体を地面に固定しているため、当然持ち運びや移動はできません。侵入を試みる者がいたとしても、バーやチェーンに阻まれ、部外車両は簡単には入場ができません。
駐車場を利用する契約車や関係者の車両が通過する時は、リモコン操作により電動でチェーンやバーを操作し、通行する事ができるため、わざわざ車から降りて三角コーンやバリケードを移動させにいく手間も省けます。ゲート操作方法も、利用場所・使用方法にあわせた動作仕様(ゲートの開け方)をお選び頂けるため、非常に利便性の高い商品です。
いざ電動ゲートの設置を検討した時、『自分が設置したい場所に取り付け可能なのか』『対処したい迷惑行為に対してどちらのゲートがより合っているのか』、このような事で悩まれるかと思います。
どちらのゲートも屋内外問わず設置ができますので、第一条件としては高さ制限です。
最大の違いである『上がるのがバーゲート、下がるのがチェーンゲート』という観点で考えますと、まず高さ制限のある場所ではバーゲートの設置は難しいと考えて良いでしょう。
例えば、間口(駐車場や敷地の入り口で、道路に接している側の長さ)が4メートル幅であれば、バーが4メートルの高さまで上がるだけでなく、バーはゲート本体の上の方に取り付けられており、さらに基礎(土台)部分も考慮すると、天井までの高さは間口プラス1メートル以上は必要になります。
このような場所ではチェーンゲートが活躍します。チェーンゲートは基礎部分と本体を設置できる高さがあれば、問題なく取り付けする事ができます。
次に、間口が広い場合はどうでしょう。間口が広ければ広いほどもちろんバーも長くなります。先ほどもお話ししましたが、その長いバーが上に上がる事を想像して頂くとわかりやすいかと思います。もちろんバーゲートを入口側と出口側に2台設置する事も可能です。そうするとバーの長さも短くなります。しかし費用は2倍かかってしまいます。
チェーンゲートは最大10メートルの幅まで対応していますので、広い間口でも取り付けする事ができます。※一部条件あり。
チェーンゲートは、チェーンが下に下がりきった後に通行が可能となりますが、その時に車のタイヤでチェーンを踏まないように、チェーンを収納するスペース(収納溝)を掘る必要があります。ですのでどうしても通行の床面には溝ができてしまうため、フラット面をご希望であればバーゲートを選んで頂くと良いかと思います。
別の角度から、車両盗難に対する予防策で考えてみましょう。バーゲートもチェーンゲートも出入口を防いでいるため、一見、車両盗難被害には遭わないように感じるかもしれません。もちろん何も対策を講じないよりは、防犯意識が高いと認識され、被害にあう可能性は低くなるでしょう。しかし、バーゲートのバーも小型チェーンゲートのチェーンもそのまま車で突進すると(車に少し傷がつく事は別として)突破されてしまします。バーは折れますし、チェーンも外れてしまいます。
しかし大型タイプのチェーンゲートは違います。大型チェーンゲートは小型と構造が違い、チェーンにぶつかってもチェーンが切れず、ゲート本体も壊れにくいよう頑強に作られているため、車両盗難が極めて困難となります。逆に車両の方が大きく傷ついてしまうため、盗難車両の転売を考えている不審者にとっては致命的と言えるのではないでしょうか。
以上、駐車場や敷地への不法駐車や車両盗難防止対策について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
現在、マンション駐車場や店舗駐車場等での迷惑行為に悩まされている方、対策をしているがなかなか成果がでない方は、安価で手軽に導入できるものから本格的な防犯対策まで、用途やご予算に合わせて、自動ゲートも検討材料のひとつにして頂けると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2024.12.04
2024.10.23
2024.08.22
2024.07.11
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