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『ICT技術』について ~コミュニケーション能力~

コミュニケーション能力

昨日、街なかを車で走っておりますと、大勢のリクルートスーツに身を包んだ学生を見かけました。大学3回生の就活かと思いきや、4回生でまだ内定をもらっていない人の集まりでした。

今年は新型コロナの影響を受け、早々に説明会を中止する企業や就活イベントが続出しました。

実際、11月に入ってなお、内定をもらっていない学生は3割ほどいるとのことです。

なるほど先月に厚労省が「卒業後3年は新卒者扱い」となるように経済界へ要請した、というのも新型コロナの影響の深さが読み取れますね。

さて筆者が大学を出たのはもう、ふた昔前ほどになります。もし、今の大学生から、社会に出るために最も重要なものは何か?と問われたとするなら、間違いなく「人としてのコミュニケーション能力」だと答えます。

なんだか毒にも薬にもならないような答えかもしれませんが、実際に社会に出て、筆者は幾度も人としてのコミュニケーション能力の無さ、その必要性を痛感したことがあったからです。取引先の商談はもちろん、電話対応、また社内での会話、あらゆるシーンでそれは必要となります。

こちらの決めつけで、あの人は何だか怖くて冷たそうだな、だから会って話したくないのでメールで済ませよう、とメールのみでのやり取りを続けていたことがあります。メール自体もコミュニケーションツールの一つではありますが、そこには人間としての温度がありません。

このようなお世辞にも円滑とはいえないコミュニケーションが何年か続き、結局最後は仕事でのかかわりが無くなりフェードアウト。実際、そのとき仕事の能率も悪かったと感じます。

その後に偶然に人づてで聞いた話では、相手側は筆者が感じていた印象と全く同じものをこちらに対して持っていたそうです。

それを聞いたときに、自分自身が殻を閉じていたら、相手もそれを感じて同様に固くなってしまうなと思いました。

店員と会話をせずに自宅でネットショッピングが出来たり、さまざまなSNSでの交流がもはや当たり前のようになった若い世代の方々には、特にこのようなコミュニケーション能力の必要性を感じざるをえません。

 

ICTとは・・・

IT、IoT、ICTなど、情報に関する言葉は2000年代となり、さかんに出てまいりました。

ICTとは、IT(情報技術、インフォメーションテクノロジー)に、「C(コミュニケーション)」を加えたモノで、一般にITと言われるとき、情報処理の技術や設備を指しますが、ICTはそれらを利用したコミュニケーションの活用法(使い方)を指します。

筆者も意外でしたが、世界的には「IT」とはあまり言わず、「ICT」の方がよく用いられているようです。

さて、次回以降ではICTについて、日本での多角的な活用事例や弊社の取り組みについて述べてまいりたいと思います。

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