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『ウイルス対策』 ~外と内を分ける!?~

馬の血

「雀百まで踊り忘れず」という事でしょう、筆者には幼い頃に身につけた習慣が、その当時の親と同じ年齢くらいになっても、そのまま残っております。小学生のころ、自由研究がありました。自由なだけあって、研究課題自体を考えるのに苦労し、思案の末、結局「親のしている仕事」となりました。

筆者の親は、薬学関係の研究をしており、菌の培養などを主にしておりました。幼い頃の筆者が考えたのが、手のひらの菌の時間経過に伴う増殖、というテーマでした。

親の協力もあり(かなりの協力度合いですが)、実験器具は提供してもらう事になり、検査方法、培養方法なども教えてもらいました。小学生だった筆者は、初めて触れるものばかりで戸惑いましたが、何とか最後までやり遂げました。

簡潔に言うと検査方法は、シャーレ(ペトリ皿)に、馬の血を加えた寒天(馬血寒天培地)が入っており、それに指先を付け、そのまま保存し、細菌の培養・増殖を観察するというものでした。

見た目が真っ赤で、それに加えて親の口からは聞き慣れない「ばいち」、「ばいち」という言葉が発せられていたために、いかにも不気味な感じがしたものです。その真っ赤な寒天に指を押し付けた感触と筆者の指紋が付いた真っ赤な培地は、今でも鮮明に覚えております。

手をしっかり洗った指と、洗っていない指を培地に押し付け、その後の経過を10日間に亘り観察しました。

結果は一目瞭然、菌の繁殖を分かりやすく観察することができました。

しかもその自由研究は小学校で表彰を受け、筆者自身も親に自慢して喜び、また親も褒めてくれて嬉しかった記憶があります。その不気味ではあったが、結果的には表彰を受けるような、そんなインパクトの強い体験をしたため、自らの記憶に深く刻み込まれたのでしょう。手に関する衛生意識は、人一倍強くなりましたね。

 

帰宅後の習慣

このコロナ禍で、ウイルス対策に関する人々の関心は非常に強いモノになったと思われます。

例えば筆者が帰宅してから行っているのは、コートは玄関に掛けてリビングには持ち込まない。二重にしているマスクも玄関で捨てる。そしてすぐに洗面所と脱衣所へ行き、部屋着に着替え、複数回のうがいと手洗い。その後に衛生的になった手で、今日一日使ったスマートフォンをアルコール消毒します。昔何かの記事で、「スマホは便器の10倍汚い」というものを読んだことがあります。どのように比較したのか抽象的過ぎて、真偽のほどはまるで確かではありませんが、その記事のインパクトが強すぎて、スマートフォンに関する衛生観念も生まれております。

どの程度完璧に行えるかは、ひとそれぞれではあるかもしれませんが、ただ一つ、「家庭の外と内を明確に分ける」という意識を持つことは重要ではないかと思います。

「外と内を分ける」というと、なんだか弊社のロボットゲート等のセキュリティ商品のようですね。

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