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『スマートシティ』について ~テクノロジーの革新~

宇宙産業

60年前の1961年4月12日、旧ソ連のユーリ・ガガーリンは世界で初めて、有人の宇宙飛行に成功しました。「地球は青かった」の発言で有名な出来事ですね。その後、1969年にはアメリカ合衆国のアポロ11号が人類初の月面着陸に成功しました。その後も宇宙への挑戦は続き、2000年代前後になって宇宙での長期滞在を可能にする国際宇宙ステーションが建設されました。

昔は国家プロジェクトとしての色合いが強かった宇宙事業ですが、21世紀に入り、民間の企業が積極的に宇宙産業に参入しているところを見ても、もはや宇宙は未知のものから既知のものへとなりつつありますね。

昨年にはアメリカの民間企業の宇宙船が日本人宇宙飛行士である野口聡一氏を国際宇宙ステーションへと運びました。また、日本国内では大手民間企業が出資する宇宙関連事業へのファンドも設立されております。

 

トヨタ版スマートシティ

テクノロジーの革新は宇宙への可能性も拓きますが、一方でごく身近に、皆さんが暮らす生活にも良い影響をもたらします。先日より述べている「スマートシティ」が良い例だと言えます。

スマートシティという言葉は、トヨタ自動車が各メディアで発信したことで、一般的にも知られることとなりました。そして実際に今年2月23日に静岡県裾野市において地鎮祭が行われ、トヨタ版スマートシティ「ウーブン・シティ」の建設が開始されております。

自動車業界では以前より「コネクティッド・カー」というICT(情報通信)機能を有する自動車が既に各社で開発されておりました。トヨタ自動車では、このコネクティッド(つながる)という概念をさらに広く解釈し、ヒト、モノ、サービスがつながる街「コネクティッド・シティ」を実証する都市を目指します。

街を走る道路は、ゼロエミッションかつ自動運転車が走る道路、速度の遅いモビリティが走る歩道、ヒト専用の歩道、の3つに分類することで安全な交通システムを構築。

暮らしのエネルギーインフラは燃料電池発電や太陽光発電で安定供給を行い、水資源は雨をろ過して備蓄することで環境負荷を抑え、サステナブルな環境を目指しております。

実際に暮らす住民へのサービスには室内用ロボットの新技術による検証、AIを活用した健康管理や住民同士の交流を図ります。

興味深いのが、近い将来一般の方の居住も視野に入れ、ウーブン・シティに役立つアイデアを、居住できるフォーマットを添えて公募している点です。

バーチャルとリアルな空間を、ICT、ビッグデータ、AIを活用することでつなげ、誰もが安全により良く暮らせる街、それを実証都市として作り上げる展望がそこには見えますね。

弊社も皆さんが住まう街の安全・安心を守るため、長い間セキュリティを通して貢献してまいりました。

そして今ではセキュリティ事業の中でも、エリアセンサー技術や、車番読取システム、サイバーセキュリティなどの情報通信関連事業も展開しております。

将来的には、弊社もスマートシティが目指すような街を提案できれば、と思う次第です。

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