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『SDGs』について ~すべての人に健康と福祉を~

 

スポーツと紛争について

筆者は、まだ子どもたちが小さいという事もあり、休日にはしばしば子どもたちのスポーツや遊びに参加しています。先日近所の公園に行き、下の子どもが雲梯をなかなか進めないというので、見本となって教えていました。また上の子どもが最近、(オリンピック・パラリンピックが近いからでしょうか)器械体操に興味を持ち始めており、鉄棒で自分のできる技を披露してくれました。筆者もわりと体操が得意だったので、これができたらカッコいいよ、と言い「蹴上がり」という技を教えました。YouTubeの動画も交えながら教え、また筆者も見本ということで行いましたがこれが全くできませんでした。若き日のようにはいきません。そして明くる日から激しい筋肉痛がやってきました。子どもも一朝一夕にはいかず、その後も教えているのですが、一方で筆者の心のなかで密かにしかし確かな感情として「くやしい」という思いがこみ上げてきました。先週そのくやしさを携え、再び子どもと蹴上がり練習に励みました。子どもの成長は早くもうできそうですが、一方私はやる気が空回りしたあげくに手に分厚いマメができ、弾けてしまいました。

さて、目下開催に向けて進行中のオリンピック・パラリンピック、賛否が非常に議論されておりますが今年の7月と8月に予定されております。

オリンピック・パラリンピックの究極的、かつ最終的な目的は「平和」であるといわれております。オリンピック期間中は「オリンピック休戦」と呼ばれる、世界中で起こっている戦争や紛争を休止する呼びかけが行われております。これは紀元前の古代オリンピアの時代から脈々と引き継がれるものだそうです。

筆者の私見ですが、人間は内なるエネルギーを外へ発出、発散をしたい、という本能があると思われます。例えば、エネルギーの発出先として体を動かしたい、というような身体的な運動欲求と、それに領土的な野心が結び付き、過去に戦争や紛争が行われていたとも考えられます。

スポーツはご承知の通り、絶好のエネルギーの発出先でありますのでその身体的な運動欲求を果たせる、まさに平和的な解決方法だとも言えますね。

健康についてのSDGs

「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」17個の目標のうち、主要なものの一つに「すべての人に健康と福祉を」という目標があります。あらゆる年齢の全ての人の健康的な暮らしを確保しよう、というものです。

運動やスポーツはこの目標達成のために大きく寄与します。

例えば国連の広報においても、運動やスポーツをすることがアクティブなライフスタイルを実現させかつ精神の安寧をも図ることができ、その結果として健康問題を解決すると述べられております。

昔、筆者が大学生の時に体育の必修授業の教授が興味深いことをおっしゃられました。

大腿四頭筋(ふとももの前の筋肉)は、人間の身体の筋肉の中で最も大きいのですが、その理由が分かりますか?というクイズのようなものでした。

人間の行動で最重要であると言っても過言ではない「歩行」。歩行が不可能となると、昔の人々の生活では生きていけなかった。大腿四頭筋は歩行をするうえで不可欠な役割を果たしており、人間が高齢となり各所の筋肉が一様に小さく細くなっても最後は大腿四頭筋だけは残るようにはじめから大きく作られている、というお話でした。四足歩行の動物と異なる、二足歩行の人間特有の身体の作りだそうです。

その教授はその時、高校までクラブをしていた人も大学生になると運動しなくなる傾向にあるので注意しようという内容だったのですが、二十年ほど経った今、筆者はこの教授の言葉とともに「健康が一番」という特別なんの変哲のないような言葉が本当に身に沁みる年になったなと思う、今日のこの頃です。

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