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『在宅』について ~日本、そして諸外国のリモートワーク~

七五三

先日、末っ子の七五三詣りに、神社へ行きました。幸いにして秋晴れ、快晴のなかで無事に取り行う事ができました。当日は平日であったにもかかわらず、七五三のシーズンなのか多くの参詣者の方々がおられました。早朝から写真スタジオで和装に着替えこみ、着崩れがしないうちに神社へ向かいました。しかしやはり、子どもにとってはいつもと違う大仰な服装、それに普段は履かない草履にやや困惑しておりました。スムーズに進むわけもなく、神社へ参ったものの鳥居はくぐるも参道をまっすぐ歩くことはせず、その両脇に敷いてあった玉砂利に草履のままで入り、しまいには走り回って転倒するわで、制するのに大わらわでした。近くの百円ショップで買った刀のおもちゃを振り回し、すぐに買った事を後悔しました。家族行事のなかでも、七五三のような形式的な行事は本当に親の体力が要りますね。

その日は筆者の両親も一緒にお参りしていたのですが、母親はわが子どもに振り回される私を目の当たりにして、私が子どもの時に同じく七五三で地面に頭をぶつけて大きなたんこぶができた話をしました。帰宅したら孫たちにその時の写真を見せてあげようと言われ、困り果てる私の横で、妻は大笑いしておりました。

そんななかですが、メインイベントの祈祷中には、もう走り回って疲れたのか大人しくしてくれたのが唯一の救いでした。末っ子は今年の夏に病気を患い、長い間入院していたこともあり、七五三での元気すぎる姿に、今後の健やかな成長を願わずにはいられませんでした。

各国のリモートワーク

さて、新型コロナウィルスの影響で、昨今ではすっかり「リモートワーク」という言葉が浸透しているように思います。それに至るまでの変遷を大まかに述べると、元来、日本人はその気質上、会社に対する帰属意識が高い方であり、そのために昔から「終身雇用」や「年功序列」といった社会システムがありました(今現在でも残っております)。しかし、それも日本経済のバブル崩壊後の長期経済停滞、いわゆる失われた30年を経て、前述の社会システムを保つことが難しくなってきました。そういったなかで、一昨年に起こった新型コロナによる感染予防、密を回避する目的で、出社を避ける、また会議などの密閉空間を避けるという事となり、在宅などでのリモートワークが普及してきたというところです。

ところで、リモートワークについて海外に目を向けてみると、日本とは事情が異なるようです。

例えば、リモートワーク先進国であるアメリカでは、国土が広大であるために、はるか遠くに住み、物理的に通勤が難しい人材でも確保ができるような企業のシステムになっております。また日本のような旧来よりの年功序列による評価制度ではなく、成果主義の傾向が強いため、どこで働いていても成果を出せればOK、というような社会的な土壌が備わっています。そのためリモートワークは1970年代が起源といわれ、アメリカとしてはある意味では普通の就業体制であります。

また、GDP世界第4位(2020)の国ドイツでは、既に2000年に入り官公庁からリモートワークが導入が始まり、現在では単なるリモートワークから、より労働環境の改善を模索し、より柔軟で多彩な働き方が可能なフレキシブル・ワークというモデルをドイツ政府が主導で作成し、各企業へ提供しております。

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