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『梅雨時の防犯対策』について ~「犬走り」って何?~

 

 

 

 

ヒトの感覚

今の社会を筆者が子供のころと比べて、常日頃から感じるのは、おしなべて目を酷使する回数や頻度が増えたな、ということです。子どもに関していえば、もう随分昔からテレビゲームに興じる子ども達は多くおり、社会問題にもなりましたが、現代はそれに加えて、スマホでの動画視聴時間が、かなり増えてきています。そして、日々周りから与えられたものを使ったりしていくと、結局は視覚をより酷使する事になりがちです。だからこそ、あえて意識的に他の感覚を使っていくという事も重要かなと思います。我が家では、もちろん強制ではありませんが、いつもなら子供たちが動画配信で視聴する楽曲を、筆者が聞いているアナログレコードで聴いてみる、という事をしています。ある感覚が制約されることで、他の感覚がより研ぎ澄まされてその結果、想像力が湧くという体験も大事だと思います。大仰なことを述べているようですが、皆さんも普段でもそういう事はよくあるかと思います。真っ暗な部屋の中だと聴覚が鋭敏に働いたりする事がありますね。

 

犬が走る?

さて今回は季節柄、梅雨時期における防犯対策について述べていきたいと思います。皆さん「犬走り」という言葉をご存じでしょうか。筆者は、戸建ての家を購入する時、業者さんとの打ち合わせの際に初めて耳にした言葉でした。犬走りとは建物の外壁をぐるり周囲に施工された、幅が1m未満の犬が走れるくらいの幅しかない細長い通路のことです。古くは城郭にも施工がされていたようです。

犬走りの役割は、もちろん犬を走らせることではなく、建築物を守るために施工しています。まさにこの梅雨時期など、雨降りで屋根を伝い軒下へ雨が落ちた時に、地面が土であれば地面で雨水がはねてしまい、建物の外壁を汚すことになります。犬走りを設置し、そこにコンクリートや砂利を敷くことで、水がはねません。

泥水などが外壁にはねれば、見栄えも悪く、さらに木造住宅では特にですが、建物自体の傷みにつながります。

しかしこの犬走り、普段の生活では滅多に気にかける事が無いので、かえってそういった場所を不審者が好む場所となりがちです。戸建て住宅が隣接する住宅街などではなおさら人目を忍ぶ恰好の場所ですね。

その対策として、防犯砂利を敷くことをおすすめします。

今では防犯用の砂利として、軽く踏むだけで大きな音の鳴る砂利もあります。例えば70dB(デシベル)以上、などと音の大きさを表記した商品もあるため分かりやすく、すぐにでも、一人でも防犯対策が行えます。

また、防草効果も含んでいる優れた商品もあります。

防犯砂利を選ぶポイントは主に、音の大きさ、砂利の重さや素材(石、セラミック、ガラスなど)によって、施工のし易さや、砂利の経年耐久性、景観が異なってきます。

前述の感覚のお話にも通じますが、不穏な目的で潜んでいる密やかな場所で、防犯砂利の大きな音が出れば、不審者には余程大きな音に聞こえるでしょう。

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