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『梅雨時の防犯対策』について ~侵入者を許さないために~

SDGsへのアプローチ

いまや年齢を問わず広まりつつある「SDGs」ですが、筆者自身も数年前に比べて、分別する頻度やリサイクルに対する意識が明らかに高くなりました。ペットボトルは洗浄し、ボトルとキャップ、ラベルを確実に分けます。やり始めたころは、分別を忘れてそのまま捨ててしまったり、面倒だなと思ってしまう時もありましたが、慣れてしまえば、意識せずとも手が動くようになりました。また昨今のペットボトルやプラ容器は、ラベルがはがしやすいように工夫がなされているのも有難いですね。街中にあるペットボトル用ゴミ箱がそのままで捨てられているのを見るとソワソワしてしまうくらいには、自分の体になじんでいます。

さて先日、コロナ禍で久しく会っていない筆者の母親と世間話をしていて初めて聞いた言葉がありました。最近「プロギング」を始めた、と言います。「プロギング」とは、スウェーデン発祥の活動で、ジョギングをしながらゴミ拾いをするという活動です。「SDGsスポーツ」と呼ばれたりもしています。

行動的な母にくらべて出不精な実父は、なかば強制的に付き合わされている形のようでしたが、二人で週に2回、3回参加しています。身体を動かしながら社会貢献活動も行えるという事で、日本でも広まりつつあります。また、ゴミを集めた!と、成果をSNSに投稿することも、普及の要因になってもいます。両親は、近くに住んではいるけれど今までは関わりの無かった色々な年齢層、様々な職種の方たちと、プロギングを通し、想像以上に地域の交流を深めておりました。筆者の自宅と実家とは数キロ離れているのですが、両親は筆者の隣近所の方と活動を通して懇意になり、それがきっかけで、筆者もその方とお話するようになりました。地域ぐるみでのつながりも深まりますね。

 

マンション・集合住宅の弱点

梅雨時期の防犯対策について、雨の日は傘や日光の遮りによって視界が悪く、音も遮られ、周りの異変に気付きにくいため特に注意が必要です。今回はマンション等の集合住宅の防犯について述べていきたいと思います。

今ではマンションなどでエントランスがオートロック付きの自動ドアとなっている所も少なくありません。

そういえば筆者の祖母はその昔、筆者の兄にマンションへ招待された際、エントランスでの共用インターホンやオートロック付き自動ドアの仕組みが分からず、知らない人の後に付いていき、いわゆる共連れをし、無事も入ったと語っていましたが、これにも注意が必要です。

集合住宅は、建物自体を大勢の他人と共用している手前、一旦建物内に入ってしまうと一軒家に比べて不審者かどうか判別し難いのが弱点であります。その為、エントランスでの防犯性はより重要視されます。

これらのオートロック自動ドアでは、はがきサイズの厚紙をドアの隙間から差し入れセンサーを反応させ、ロックを解錠するという手法が侵入犯の間のみならず、ご存じの方もおられるのではないでしょうか。

これに対しては自動ドアメーカーに依頼して、隙間を埋める工事もできるので、費用も多くかかりません。

また、暗証番号入力式のオートロックだと、新築工事の際に工事業者の方が設定した番号が、番号の複数設定が可能な場合、そのまま残っているという事もあるそうです。実は暗証番号式オートロックが設定されている理由は、居住人の方々のためでなく、管理人の方や清掃員の方の利便性の為であるとも言われています。もしそうであれば、組合理事会を通して確認し、暗証番号設定を解除させるなどの方法もあります。

そして最後に、前述の「プロギング」の段にも言及しましたが、住みよいくらしを目指すためには、防犯対策においても、やはり周辺地域の方々との適切なコミュニケーション、地域ぐるみでつながりを持つことが重要です。侵入犯の最も嫌がるのが、人の目です。普段から挨拶を交わすような間柄を築いていくことがおのずと安心・安全なくらしをもたらしてくれます。

 

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