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『人と動物の暮らし』について ~生きる原動力~

末っ子の思わぬ一面

先日、末っ子と近所を散歩中、筆者の自宅のすぐ裏に住むご年配の女性に挨拶をした時、「いつも猫を可愛がってくれてありがとう」と言われました。その方は昔から動物好きで猫を飼っていたのは知っていますが、筆者は猫に遭遇したことはあまりなく不思議に思っていたら、どうやら末っ子が毎日朝の登校の時に撫でて可愛がっているようでした。それがルーティンワークのようになっており、毎日の事で最近では猫の方も玄関先まで出てくるみたいです。想像すると微笑ましいく思い、また、小学校に入ったばかりでまだ子どもだと思っていても、親が知らない多くの場面が、子どもの生活を形作っているのだなと思えば、少し感慨深くもなりました。子どもからのお願いで「ペットを飼いたい」と言われた経験のある方、多いと思います。案の定、その数日後にはペットを飼いたいと言っていましたね。

ご多分に漏れず、筆者もまた幼いころ、「ペットを飼いたい」と考えていた一人であります。何しろ筆者は大袈裟でなく、小さいころはなかなかの動物好きだったと自負しています。

毎週月曜日の夜にやっていた教育系の動物ドキュメンタリーのテレビ番組は欠かさず観てましたし、動物のバラエティー番組もまた然りでした。当時、京都大学で著名な霊長類学者だった方の公演は行きましたし、記事もよく読んでいました。小学校の時のクリスマスプレゼントが可愛いトラのぬいぐるみで、その子と一緒に毎晩寝ていたものです。ところで筆者の実家は物持ちが非常に良く、実はこのトラのぬいぐるみ、現在は「トラちゃん」と命名して、わが家の長男のベッドで今も現役で活躍中です。ちなみに、前述した末っ子のベッドには、オランウータンのぬいぐるみ(命名「チムチム」)が末っ子と一緒に寝てくれています。

筆者の将来の夢は、動物園の飼育員から、やがては獣医となりました。残念ながら、獣医の夢は果たせていませんが、中学、高校と同じ進路を歩んだ、筆者より成績の良かった友人(無類の動物好き)は現在、九州で獣医をしております。やはり努力の賜物かな、とも思いますね。

少子化と高齢化

さて今回のテーマは「人と動物のくらし」についてです。弊社の社内に独身の方がおられるのですが、その方は保護ネコを引き取って飼っております。勤続年数が筆者よりも長いその方は、以前にも保護猫を引き取って飼っておりましたが、その猫が寿命で亡くなってからというもの、落胆しきってとても弱っている様子でした。生活自体にハリが無くなったようにも見えました。

そして月日が経ち、新たに保護猫を引き取ったのが2年ほど前の事でした。ある日突然その方に、次の休みに二つ離れた県まで保護ネコを引き取りに行ってくる、と聞いた時には、普段は大人しくてインドア派なのに、一変すごく前向きでアクティブ、とても意外な一面を垣間見た気がしました。

現在はデスクに写真を置いたり、その子の為に、と心身ともに元気になっており、とても喜ばしく思います。動物と暮らすことは、人間の生きるエネルギーにも繋がっているのですね。

現代日本は超少子化社会、出生数を増やすことが急務だとはいわれますが、人にはそれぞれに事情が有り、結婚できなかったり、子どもを育てられなかったりするという、本当にさまざまな事情が有ります。

そういった状況下で、日本ではペット飼育の世帯数は年々増加傾向に有ります。そしてまた、実は高齢者におけるペットの飼育率も上がってきております。

日本における少子化と、また高齢化、両方の側面からペット飼育の世帯数増加の原因になっていることが推察できるかと思われます。

さて次回以降は、人と動物の暮らしを、弊社の提供するカーシェアサービスという側面から述べていきたいと思います。

 

 

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