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『空き土地活用』について ~機械式駐車場のゆくえ~

戸建派?マンション派?

私事で恐縮ですが、先日に一世一代の大きな買い物、ファミリーカーを買いました。それも8人乗りで実家の両親、祖父母まで乗せられるように買い替えをしました。しかしその結果、玄関前のスペースは、先代の車よりもかなり広い駐車スペースが必要になりました。それに加えて、末っ子が自転車に乗るようになり自転車の数が増えました。今、筆者のマイホームは玄関前が過密状態となっております。そして筆者は毎日のように、家族が寝静まった真夜中に玄関を出て、この巨大な乗り物を無理なく入出庫するためにどうすれば良いか、構想を練っています。

よく会社の同僚などとの話のネタで、マイホームは戸建て派?マンション派?が挙がることがありますよね。筆者はマイホームを考えた時にまず頭に浮かんだのは、子どもの騒音問題、修繕積立金、駐車場代でした。自分の城=一国一城の主、という形を残したい、というのも戸建てを選択した理由かもしれません。

先日、近所のマンションに住む友人から、去年から月々の固定費が微増したと聞きました。聞くと、10年ごとに行われるマンションの修繕積立金の改定が行われ、値上げしたという事でした。微増ではあるものの、毎月のしかかってくるので大変だね、などと話していました。筆者は既に戸建て住まいで詳しくなかったのですが、実はマンションの修繕積立金の値上げは、珍しくないという事です。建物の経年による老朽化に伴う修繕に対する積み立てなので、よく考えればそうなのかもしれません。

2つのファクター

筆者の住まいは駅へのアクセスも悪く、また家族も多いので必要に迫られてファミリーカーを保有する事にはなっていますが、今の世の中では高齢者ドライバー問題や、若者の減少により、どんどん車離れが起きています。

筆者がまだ小さい頃、車の販売台数は年々増えており、それに伴う駐車場問題が発生し、狭いスペースでも縦型に昇降式で駐車できる機械式駐車場はとりわけ画期的で、機械式駐車場は増え続けていきました。

しかしその後、社会情勢の変化により、車を所有しない生活も一般化され、それに伴い機械式駐車場も空きが目に見えて目立つようになりました。減少する駐車場収入、そこで浮上するのが、駐車場設備自体の維持費になります。平面式の駐車場とは大きく異なり、機械式駐車場には修繕費、メンテナンス費が多くかかります。前述したマンションに修繕積立金があるように、機械式駐車場にもこういった維持費がかかってきます。

機械式駐車場の法定耐用年数は15年とされております。新設されてからさまざまな保全メンテナンスを行って、稼働年数を延ばすことで15年+幾数年というところでしょうか、その間に社会では「車を保有する事への意識変化」も相まって、結果、近年では機械式駐車場の解体を検討される方が増えております。

機械式駐車場の存続に、「耐用年数の限界」と「車保有の意識変化」という2つのファクターが重くのしかかる恰好になりました。

弊社ではこういった機械式駐車場の解体や撤去を取り扱っております。弊社の住む郊外であってもずっと以前から空きが目立ってきているので、都心部ではなおさらの事でしょう。

また弊社は、解体や撤去を行い平面式駐車場とするだけでなく、その後のさまざまな有効活用を提示できます。弊社の事業内容である、有料パーキング化、マンション住人専用のカーシェア導入、EV車の充電設備などさまざまなご提案ができます。その他にもさまざまご提案が出来ますが、「マンション住人専用のカーシェアの導入」は、機械式駐車場撤去の原因となった車保有の意識変化を逆手に取った活路でもあり、スマートな解決法ですね。

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