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『ループコイル』 ~自動運転にも利用されるかも!?~

車両検出はセキュリティの要

車両を検出するためにはいくつかの方式があります。

レーザー式のものは、対象物からの光の反射による検知や、光を送る側と受ける側の間を対象物が遮断することによる検知の方法があります。レーザー式検知は反応の速度は高速ですが、車両(金属物)のみに反応するのではなく、人にも反応します。また構造上、光を送る部分と受ける部分には、ゴミやホコリそのほか虫などを誤検知することがあるため、清掃などのメンテナンスが必要となります。ただ、取り付け施工をする際には、埋設工事などが不要なため、施工自体は比較的簡単です。

ちなみに少し話は逸れますが、光による検知技術は、近い将来に現実味を増してきた自動運転(自動運転は運転者の操作ウェイトの割合により6段階に分けられる)を行ううえで、より高度な自動運転、つまりほとんど運転者操作を必要としないような運転の際には、その運転の精度を保つため、この光による検知技術が必要となります。

超音波式の検知方式は、レーザー式と同様に発信部と受信部が必要ですが、光よりも検知できる範囲が広いものの、反応速度は光よりも遅いです。レーザー式と同様に、構造上、メンテナンスが必要で、取り付けは簡単です。

磁気を使った磁気検知の方式もあります。高感度の磁気センサーにより、車両の金属から発せられる磁気を検知する方法です。磁気センサーは小型であるため設置工事はやや簡単です。ただセンサー自体が小型であるため、検知できる範囲がやや狭くなります。

ループコイル式の車両検知方法は、地中に埋設したコイル状の電線の上に、車両の金属部が反応(電流の変化)し検知を行います。

ループコイル式は、車両(金属)にのみ反応し、人などへの反応はしません。

 

駐車場でも広く使われている

弊社の商品ラインナップには、反応する金属の量も判別できる(自動車なのかバイクなのか、あるいは自転車なのかの特定ができる)商品もあります。また、ループコイルは高速道路での自動速度取締装置にも広く使用されていることでも分かる通り、検知までの反応速度が非常に速いです。

取り付けには埋設工事が必要ですが、その分、大気中のホコリやゴミが付着しないため、発信部や受信部がある方式のメンテナンスが不要となります。

上記のように、検知の精度、速度、範囲、またメンテナンス、これらの理由により、ゲート式の駐車場ではループコイル式の検知方法が主流となっております。ループコイルを活用することで、ゲートの開閉をはじめ駐車券発行、精算、また車両数のカウントを行うことができます。駐車場に入る前、ゲートが開く前の初めの第一歩であり、いわば駐車場システムの要です。

もちろんゲート式のほかにロック板(フラップ板)式での駐車場でもループコイル式は利用され、ループコイルは車両一室ごとに埋設されるのですが、周波数を変えることで、隣接する他のループコイルの影響を受けない設定が行えます。

セキュリティを守るためは、駐車場のほか、施設、工場、企業などあらゆる出入り口にも、ループコイル式の検知方式の活躍が期待できます。

 

■詳細情報

下記リンクよりご確認ください。

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ループコイル

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