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『水害対策』について ~予測できないからこそ備える~

三寒四温

日差しに春の気配を感じるようになり、そろそろ冬も終わりかと油断した瞬間、寒の戻りがやってきました。2月10日の今日は東京都心でも降雪が確認されているようで、交通機関に影響が出ないか心配なところです。雪慣れしていない地域は、たとえ1cmの積雪であっても大きな影響が出ることがあります。皆様お気をつけてお過ごしください。

筆者は札幌に住む友人がおりまして、大阪で体験し得ない、雪にまつわる体験を色々と話してくれるのですが、その友人に「北海道の人は雪道の運転が怖くないのか?」と聞いたことがあります。すると友人から「怖いに決まっている。北海道の人間でも、スリップするときはスリップする」と呆れられました。長く運転していれば、その地域に即した運転技術が身に付くものだと勝手に思っていた私は、大層驚いた記憶があります。さらに友人は「差があるとすれば、いざスリップした時の肝の座り方」とも言っていました。これは個人差があるのでは…?と思いましたが、自分の思い込みを改めてくれた友人には感謝しています。

ちなみに札幌市内の交差点では「砂箱」と呼ばれるものを見ることができます。特に札幌市中央区は、札幌駅・大通・すすきのというオフィス街・繁華街だけではなく、円山・盤渓など山間部も含む区域であることから、札幌市内にある砂箱3600個の4分の1にあたる約900個が設置されています。砂箱の中には、その名の通り粒の大きい砂が入っており、凍結した道路や歩道に撒くと、すべり止めの効果があるんだそうです。友人曰く、暖かくなってきて雪が溶け、冬の間に撒かれた砂が道路の端にたまっているのを見ると、春を感じるんだそうです。季節の移ろいを告げるものは地域そして人それぞれにあるのですね。

 

マイホームの落とし穴

筆者は実は一昨年にバイクを新車で買い、去年にクルマを新車で買いました。いずれも高級車というわけでは全くありませんが、ただ新車ということで、自分の人生でこれほど立て続けに大きな買い物をした経験が無かったです。第一子が生まれたころに新築一戸建ても買いましたので、もうこれから先の人生でそんなに大きな買い物をすることはないでしょう。後はもう、一家のために稼ぎ頭になるようにまい進するのみです。

ただそんな時、一つの不安が頭をよぎります。それは筆者の場合、水害でした。新築物件を探した際、なるべく実家に近い地元であることを優先条件に探していました。それをクリアしたうえで最終的な決め手となったのが、小学校が目と鼻の先にあること。共働き世帯のわが家にとって、治安や安全を考慮したうえでの決断でした。結果としてご近所さんとも仲良く暮らしており、やっぱり良かったなとは思うのですが、その当時、水害のリスクについては不覚にもあまり考えが至りませんでした。

筆者の住む地区は大きな河川が近くに有り、さらにその支流にも囲まれる地形にあります。不安は募るばかり。

人間は太古から予測できないものに対して不安や恐怖を抱いたりしてきましたが、水害などはその最たるものだと思います。予測不能であり、また不可抗力であるというのが怖いところです。

それからというもの、筆者は自治体が発行する防災ブックや防災関連のグッズ(備蓄品や災害時持ち出し品)を、わが家二階にある特定の場所に収納し、いつでも活用できるように備えています。

筆者自慢の新車は、毎日のように眺め、愛でていますが、愛車にも当然水害により水没のリスクが有ります。

そんな時に(筆者の為にではないですが)、弊社では昨年末に車両の冠水防止製品『HAKOBUNE』を自社で製品開発し、販売開始をするに至りました。ゲリラ豪雨や線状降水帯など、予測できない水害が多くなっている昨今、是非おすすめしたくなる商品です。

次回以降は、こちらについて詳しく述べていきたいと思います。

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